2015.03.31
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iF DESIGN AWARD 2015受賞! 理科実験機器「アルミおもり」

小学校・中学校の理科の実験で、おもりを使う全ての実験に使用できる新しいおもり「アルミおもり」がこの度、世界的に権威のあるデザイン賞「iFデザインアワード」を受賞しました。

世界の理科教育において、おもりの実験は、振り子の運動、てこの規則性、フックの法則など、自然原理の基礎として重視されています。「アルミおもり」は、このようなおもりを使う全ての実験に使用でき、且つ、従来のおもりの問題点を解決した製品です。

【3種組(5g10個、10g10個、20g5個)】17,300円(税抜価格)
【5g 各10個組】6,200円(税抜価格)
【10g 各10個組】6,800円(税抜価格)
【20g 各5個組】4,300円(税抜価格)

■特長1
錆に強く、素手で自由に扱うことができます。水に濡れても大丈夫です。

■特長2
連結してぶら下げたり、積み重ねたりして使用できるよう形状をデザインしています。

上記のような特長を持つ新しいデザイン性が評価され、この度の「iF DESIGN AWARD 2015」受賞につながったものと思われます。

以下に、開発者のコメントと共に、同製品の特長を具体的にご説明します。

小学校の対応実験

中学校の対応実験

開発者コメント

小学校・中学校・高等学校の理科の授業において「おもり」を使う実験はたくさんあります。例えば、小学校3年生では「おもり」を使った実験を行い、初めて重さの概念を学び、その後、振り子やてこの原理、フックの法則などの重力などの自然の原理を学びます。
今までの「おもり」は、素手で触ると錆びてしまうため、児童・生徒が直接触り体感をすることができませんでした。また、実験ごとに使用しているおもりが異なり、同じ概念での実験を行うことができませんでした。
そこで我々は、これらの問題を解決した、新しいおもり「アルミおもり」を開発しました。この「アルミおもり」を使用することによって、子ども達は実際に手で持ち、全身で重さを体感しながら実験を行うことが可能となりました。また、一度重さを体感した同じおもりで、小学校から高校まで全てのおもりの実験を行うことが可能となりました。この概念は日本だけでなく、世界の理科教育において共通しており、この新しいデザインのアルミおもりが今回の受賞につながったと考えております。
(株式会社内田洋行 公共本部 プロダクト企画部 足利昌俊・千葉保明)

「iFデザイン賞」とは

ドイツ・ハノーバーに本拠地を置く、インターナショナル・フォーラム・デザインが主催する国際的なデザイン賞で、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)、IDEA賞(アメリカ)と並ぶ世界3大デザイン賞として、世界で最も権威ある賞の一つです。今年度は、世界53ヵ国から4,783件の応募があり、1,629件が受賞しました。
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