2015.08.04
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『できる先生が実はやっている 学級づくり77の習慣』

新刊『できる先生が実はやっている 学級づくり77の習慣』(森川正樹 著、明治図書出版 刊)をご紹介します。

「無意識」の習慣は、 「意識」することでしか生まれない!!

『同じようにやっているはずなのに、あの先生のクラスとはなにか違う…』
そんな悩みをお持ちの先生は、いらっしゃいませんか?
そこには、『あの先生』が“実は”やっている、たくさんの「習慣」にヒミツが隠されているかもしれません。
今回ご紹介する『できる先生が実はやっている 学級づくり77の習慣』は、楽しいトークと子どもが夢中になって取り組むご実践で、全国各地の講演会などでもご活躍されている森川正樹先生が、実際に行っている日々の「習慣」の一部を集めたものです。
森川先生は次のようにおっしゃっています。

「習慣」とは、「無意識」でやっていることです。
ついやってしまっていることです。
つい、子どもの面白エピソードをメモしている自分。
つい、子どもと目を合わせたら笑っている自分。
子どもが自分にかけてくる言葉からその子の調子の良し悪しに気づいている自分。
(中略)
まず意識して、「教師としてのステキな習慣」を身につけましょう。
無意識になるまで。
何度も何度も意識することで、無意識にできるようになります。

ふむふむ。では、具体的にはどんなことを習慣にしたらよいのでしょう?
たとえば、森川先生はこんなことを習慣化されています。

習慣42 子どもの「長所」を見つける癖をつける

ついつい叱ってしまうあの子の長所に目を向ける指導――頭ではわかっていても、なかなかできないこともあるのではないでしょうか。
けれど、「その子のちょっとした長所を探し出すことができるのは日々付き合っている担任の先生だけができる芸当」であり、「子どもは自分の欠点を上回る“良さ”を見出してくれる先生についていく」と先生はおっしゃいます。
「習慣」として“意識”しよう! と心がけることで、長所を見つける→ほめる→子どもがもっとやる気になる→長所が増える……とよい循環が生まれるのかもしれません。
その他、全77の習慣は、明治図書ホームページの目次一覧でご覧いただけます。

教師という仕事を、もっと好きになれますように。
ぜひ、「『習慣』という名の花を咲かせて」みてください。

『できる先生が実はやっている 学級づくり77の習慣』

森川正樹 著
明治図書出版 刊
価格: 1,860円+税
四六判 200ページ

文・構成:明治図書出版・教育書編集担当者

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