2026.06.24
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『子どもの側から授業をつくる』

授業づくりの本質をともに考えるワークショップが本になりました。固定化して安心したい気持ちを乗り越えて、教師も子どもも自分らしく学べる授業をつくるために、著者と「迷う」「たしかめる」「こだわる」「信じる」の4つの章の29の問いから考えます。

「正解」が知りたくなったとき、「子ども主体」について考えたくなったとき、「自由進度学習」「個別最適」「協働的」といった流行の言葉を自分なりにひらいたり、深めてみたいと思ったとき、そんなときにおすすめの1冊です。

迷うことそのものが、教師が自分の言葉を取り戻していくための大切なプロセス

「方法」の言葉をひらき、子どもの姿から授業をつくるための29の補助線

ある授業を「自由すぎる」と言われた。「しっかり整っていて安心」と言われた授業もあった。どちらにも、子どもの姿はたしかにあったのに。
流行の言葉は「それ」らしく聞こえるが、一人ひとりの教師の目の前で起きていることは本当に「それ」なのか? 「なんだかよさそう」な言葉たちは、だれにとって、どのように「よい」ものなのか? 

  • 授業づくりの本質をともに考えるワークショップが待望の書籍化
    著者がワークショップで始めた対話が待望の1冊となりました。
    時に立ち止まり、励まし合いながら、自分なりの言葉にひらいて授業をつくる過程を追って、「迷う」「たしかめる」「こだわる」「信じる」の4つの章にまとめています。全部で29ある本書の「問い」は、あなたにとっての「子ども主体」の授業を浮かび上がらせる補助線になります。
  • 学校には、毎日「正解」が降りそそぐ
    次期学習指導要領をめぐる議論や社会からの要請など、学校には日々、方法を語る「正解」の言葉がたくさん降りそそぎます。こうした言葉は美しく整っていて、授業を組み立てたり振り返ったりするのに便利です。しかしながら、実際に授業を行う先生も子どもたちも多様で、「正解」の言葉だけでは見落とされたり、うまくいかなかったりすることはないでしょうか。
    たとえば、「自由進度学習」。「自由進度かどうか」が問われるとき、そこに子どものどんな姿が浮かんでいるでしょうか。
  • だから、なやむ。でも、ブレない。
    「子どもの側から授業をつくる」。著者の「子ども主体」へのアンサーです。
    葛藤と逡巡に満ちた授業づくりには正解がありません。でも、立ち返る場所はいつでも決まっている。なやみながらも、ブレない授業づくりがそこにあります。
    では、「子ども主体」をあなたの言葉で語るなら? 本書を読んだあと、あなたの心の浮かんだ答えを、ぜひ教えてください。
目次

01迷う
子どもたちの「逸れ」は、どこまでが「学びの余白」なのだろう?
「変えたい」と思いながらも、そのままに。私は、何を一番手放せなかったのだろう? 他

02たしかめる
話し合いで何も話さなかったあの子は、本当に「参加していなかった」のか?
多くの子を見ているつもりで、「多くに見える一部」だけを見ていなかっただろうか? 他

03こだわる
学級に「正しさ」が生まれるとき、誰がその基準をつくっているのだろう?
「変わったな」と思った子の姿に、自分はなぜ心を動かされたのだろう? 他

04信じる
「うまくいっているようで、何かが気になる」という感覚を信じたことはある?
会議で「言いづらさ」を感じたとき、何が自分を止めていた? 他

『子どもの側から授業をつくる』

著 :若松 俊介
発行:東洋館出版社
価格:2,200円(税込)
仕様:四六判・160ページ

文・画像提供:東洋館出版社

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