2009.05.13

サンネェン　Ｂグミィ～！

学校法人山陽学園　山陽女子中学・高等学校広報室長　野村泰介

４月1日の記事にも書きましたが、今年は高校３年生の担任をしています。教員になって今年で１０年目ですが、実は高校３年生の担任は初めて。生徒たちの進路を直接決める学年だけにプレッシャーを感じつつ日々送っています。

私にとって今年、高校３年の担任ができるというのは特別な思いがあります。私はこの学年を入学したときから３年間持ち上がりで面倒見てきました。私の学校の場合、３年間持ち上がりで担任というのは中々珍しいケースで、この学年では私だけでした。

今まで、１、２年生と担任し、３年進級時に別の先生にバトンタッチということばかりだったので、少し寂しい思いもしていました。卒業生が学校に遊びに来ても（私の学校は本当に卒業生がよく遊びに来ます！この話題はまた別の機会に書いてみようと思います。）、やはり３年時の担任の先生を訪ねてくることが多いわけで・・・。

さて、１クラス４０人、１年→２年→３年と学年が進む中、２度のクラス替えがあったにもかかわらず、３年間、私のクラスだった生徒が３人。どう思っているのでしょうか？お互い良くも悪くも知り尽くした感があるので、とりあえず年度始めの個人面談はすぐに終わりました（笑）。
他の生徒も３年間担任したり、授業に行ったり何らかの形で関わりを持っていたので、４月の時点で全員の顔と名前、そして希望進路が把握できています。あと、面白いのが３年のつきあいともなると、生徒たちは私の「怒りのツボ」がわかっているようで、日々、不必要な争いを避ける「生き方」を身に着けています。（例えば、掃除の仕方、号令のかけ方など・・・）もちろん４０人の人間ですから、私と合う子、合わない子、それぞれいますが、合わない子（私が嫌ってるわけじゃ決してないんですが…）なりに適度な「距離感」をみつけてつきあう処世術も会得しつつあります。もう１８歳ともなると大人なんですね。

最後にひとつ。タイトルにもありますが、今年、「３年Ｂ組」の担任です。別に例の先生にあこがれて教師になったというクチではないのですが、卒業アルバムのクラス写真は芝生に集まって、上からのカメラアングルで撮影してもらいたいと思っています（笑）。