『学び合いでみんなが上達する！「水泳」絶対成功の指導BOOK』

水泳授業のシーズン到来です！
水泳の時間というと、皆さんはどのような授業をイメージするでしょうか。級別に分けて個人個人のレベルを上げることを重視した、スイミングスクールのような授業でしょうか。

今回ご紹介する『学び合いでみんなが上達する！「水泳」絶対成功の指導BOOK』は、これまでの習熟度別指導とはちょっと違う、学校体育だからこそ学べる水泳授業の本です。技能差のある子どもたちが共に学び合うことで、皆が上達する水泳授業を「プールズ」と命名し、その理論と指導の全てを紹介しています！

第1章では、これまでの「競い合う」水泳から「高め合う」水泳にするための授業づくりの視点をまとめています。また、水泳授業が初めてという新任教師のために、安全面のアドバイスや、低・中・高学年の段階別水泳授業の解説も収録しています。

メインの第2章では、1～6年生各学年別に、全10時間の授業展開を具体的に紹介しています。少しだけ、誌面をご覧いただきましょう。

第3章では、「プールズ」によって実現した魅力的な水泳授業のバリエーションを紹介しています。異学年授業や集団演技の授業、また着衣泳の授業など、こちらも具体的な授業の流れを掲載しています。

そして第4章では、なんと集団演技の具体的なプログラムを、低、中、高学年の3本収録しました！　歌詞に沿って、隊形や動きを図とイラストで示しているので、そのまま追試可能です。参観授業などでぜひ取り組んでみてください。

単に、習熟度別に水泳の各泳法を紹介するのではなく、学校体育という視点でまとめた本書は、これまでの水泳授業が180度変わるような魅力がたくさん詰まっています。 新任の先生にも、水泳が苦手な先生にも、また水泳授業を新たに変えてみようという先生にも、きっと役立つ1冊です。この夏、ぜひご活用ください！