2016.02.02
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『THE教師力ハンドブックシリーズ サバイバル・アクティブ・ラーニング入門<子どもたちが30年後に生き残れるための教育とは>』

新刊『THE教師力ハンドブックシリーズ サバイバル・アクティブ・ラーニング入門<子どもたちが30年後に生き残れるための教育とは>』(西川純 著、明治図書出版 刊)をご紹介します。

「やったふりAL」では、 子ども達の未来を壊す?

次期指導要領のキーワードの一つとされ注目されている「アクティブ・ラーニング」について、会話形式で手軽に学べる入門書の第2弾です。
誌面は下記のような形です。前著で好評をいただいていた会話形式は継続して、「読みやすさ」を追求。アクティブ・ラーニングに関わるテーマについて、わかりやすく解説しています。
前著『アクティブ・ラーニング入門』では、アクティブ・ラーニングの導入される背景、その必要性と基礎についてわかりやすく解説しました。続編となる本書では、そこからさらに1歩2歩踏み込んで、「アクティブ・ラーニング」時代における雇用形態の変化や求められる能力の変化、それを見据えて学校教育で取り組むべきことについて解説しています。
西川先生は本書のまえがきの中で、次のようにおっしゃっています。
なぜ、強引とも思えるように文部科学省が全力でアクティブ・ラーニングを推進しているのでしょうか? それを理解するには、文部科学省を超えて、政府の施策全般を理解しなければなりません。本書はそこを中心に書いています。
もし今後の雇用社会の厳しさを理解し、トップ校以外の子どもの将来を心配するならば、アクティブ・ラーニングの定義は、『我が子が、教え子が三十年後、四十年後に餓死・孤独死することなく、豊かな人生を全うするための教育』となります。
「何を大げさなことを…」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、本書を読んでいただければ、それが大げさではないことがわかります。
本書の章立ては、下記のようになっています。

第1章 新たな雇用社会の中で
第2章 生き残るための教育とは
第3章 エリートの教育とは
第4章 アクティブ・ラーニングとは
第5章 アクティブ・ラーニングの実践例
第6章 メインプレーヤー復活

本書では、「アクティブ・ラーニング」を「学校」「教育」という枠を超えたグローバルな視点でとらえ、これから起きる雇用社会の変化の解説から始まり、就職活動における学生の面接で予想される変化から、世界で推進されている「エリートの教育」と今回のAL導入の関係性、その変化を受けて学校教育で取り組むべき「アクティブ・ラーニング」の在り方まで、幅広く解説しています。
これから求められる「真のジョブ型教育」とは?
「答えを創造できる大人」「有能な社会人」に育てるために、今しかできないことがある!
そのヒントを、是非本書で見つけて下さい。



文・構成:明治図書出版・教育書編集担当者

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