2011.02.20
小6・総合
へき地小規模校の児童の主張性向上プロジェクト
- 作者:
- 宮城県東和町立嵯峨立小学校 小松英明
- 校種:
- 小学校6年
- 教科:
- 総合
概要
高度情報通信社会の進展に対応して,学校教育において小学校・中学校・高等学校を見通した情報教育の必要性が指摘されている。とりわけ小学校では,受け手の状況などをふまえて情報を発信・伝達できる児童の育成を目指して,情報を一方的に発信するのではなく,相手の立場に立っての情報発信ができるコミュニケーション能力の育成が求められている。
本校は,宮城県の北部に位置するへき地小規模校である。従来,へき地小規模校の児童の一般的な特性として「内向的である。」「言葉による表現力が不足している。」などの特性が指摘されてきた(国立教育研究所1988,三好1977)。
また,質問紙を用いた調査によって,他人を意識したコミュニケーションに関して大規模学校群の因子得点が小規模学校群の因子得点より有意に高いことが報告されている(小松1999)。
情報教育で求められている相手の状況をふまえて情報を発信・伝達できる能力をへき地小規模校の児童にもつけさせたいという思いが本プロジェクトのはじまりである。
本校は,宮城県の北部に位置するへき地小規模校である。従来,へき地小規模校の児童の一般的な特性として「内向的である。」「言葉による表現力が不足している。」などの特性が指摘されてきた(国立教育研究所1988,三好1977)。
また,質問紙を用いた調査によって,他人を意識したコミュニケーションに関して大規模学校群の因子得点が小規模学校群の因子得点より有意に高いことが報告されている(小松1999)。
情報教育で求められている相手の状況をふまえて情報を発信・伝達できる能力をへき地小規模校の児童にもつけさせたいという思いが本プロジェクトのはじまりである。
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