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2025.05.24
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京都

日本教育工学会研究会

テーマ:教師教育・高等教育/一般
社会の変化やAIを含む技術革新に伴い、教育環境も変わり、ICTの活用や学習環境のデザイン、多様な学習者への指導など、教員に求められる専門性は一層高度化しています。こうした流れの中で、教師教育研究では、教員の養成・採用・研修といった専門性の向上のあり方や、理論と実践を往還するアプローチなどに関して多くの知見が蓄積されてきました。このような知見を高等教育におけるFD・プレFD・SDなど大学教職員の能力開発に取り入れることで、新たな展開が期待できます。一方、高等教育で積み重ねられてきた教学マネジメントや学習支援の手法を初等・中等教育へ応用することで、従来の枠組みを超えた新しい視点を得られる可能性もあります。  そこで本研究会では、教育段階やフィールドを問わず、教員の専門性や能力開発などをめぐる多様な研究発表を募集します。また、従来どおり、教育工学一般に関する発表も歓迎します。

●午前の部(10:00-12:05)
A1
高等教育を対象としたFDケーススタディ教材の開発と形成的評価
高橋 暁子(千葉工業大学)・竹岡 篤永(事業創造大学院大学)・根本 淳子(明治学院大学)・鈴木 克明(武蔵野大学)

A2
教師の学習環境と同僚性の関連について分析するための質問調査の設計
殿村 英嗣(関西大学)・小柳 和喜雄(関西大学)

A3
授業観察研究のレビューによる1人1台端末を活用した授業の観察に関する考察
遠藤 みなみ(富士市立岩松中学校)・八木澤 史子(千葉大学)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)・姫野 完治(北海道教育大学)

A4
大学初等教育における電磁気学基礎教育に関する論考
興 雄司(九州大学/SOPT)

A5
教師の専門的な学習共同体に関する研究におけるICT活用の動向
堀田 雄大(東京学芸大学)・八木澤 史子(千葉大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)
B1
学級経営に関する比喩的画像を選択する過程の特徴と教育的意義
改発 智也(早稲田大学)・中村 駿(武蔵野大学)

B2
アセスメントシステムによる教師の見取りとAIドリルの学習ログを用いた多指標・多観点評価の試み
佐藤 靖泰(L&ConEdu)・稲垣 忠(東北学院大学)

B3
中学生で生成AIを利用している子の特性
水野 一成(NTTドコモ)・近藤 勢津子(NTTドコモ)

B4
探究的な学習過程の循環が成立し始めた生徒の情報の収集における外部情報との関わりの事例分析
草本 明子(東京学芸大学)・小川 晋(春日井市立高森台中学校)・井村 亜紀子(春日井市立高森台中学校)・水谷 年孝(春日井市教育委員会)・高橋 純(東京学芸大学)
C1
教育スタッフによる生成AIを用いたソフトウェア初級技術者向け学習支援教材作成の提案
福島 泰子(名古屋大学)

C2
自学習環境における学習分析ダッシュボードを用いたメタ認知的活動の変化の検証
齋藤 光貴(筑波技術大学)・渡辺 知恵美(筑波技術大学)・菊地 浩平(筑波技術大学)

C3
人・教師あり学習・生成AIによる学びの振り返りの記述の分類精度の比較検証
中沢 尚也(東京学芸大学)・丸山 浩平(東京学芸大学)・坂本 誠(東京学芸大学)・森本 康彦(東京学芸大学)

C4
ChatGPTを活用した卒業論文の添削支援システムの構築と改善案の検討
上村 百々花(広島経済大学)・石野 亜耶(広島経済大学)
D1
非構造化問題を中心にした学習設計の検討 ―ジョナセンの「多様な視点を持つケース」をベースに―
竹岡 篤永(事業創造大学院大学)・根本 淳子(明治学院大学)・高橋 暁子(千葉工業大学)・市川 尚(岩手県立大学)・鈴木 克明(武蔵野大学)

D2
介護職員の経営系大学院進学と学びの実務応用
吉良 絵里(同志社大学)

D3
アニマシー知覚により学習者の注意喚起を行う手法の提案
中澤 颯(電気通信大学)・上田 達也(電気通信大学)・江木 啓訓(電気通信大学)

D4
インストラクショナルデザインとAIの研究動向
市川 尚(岩手県立大学)・根本 淳子(明治学院大学)・市村 由起(江戸川大学)・阿部 真由美(早稲田大学)

●午後の部①    (13:00-14:40)
A6
心理的安全性に着目したICTを活用する入学前教育に対する受講者の評価
三井 規裕(桃山学院大学)・森川 修(鳥取大学)

A7
ルーブリックの理論と実践における認識のギャップ ―ルーブリックの系譜をふまえて―
加澤 ねね(関西大学)・黒上 晴夫(関西大学)

A8
「自律」と「自立」の弁証法的統合 ―高校教育現場からの提言―
二宮 宗徳(同志社大学)

A9
教員養成の初年次教育における学習環境デザインについての一考察
藤原 伸彦(鳴門教育大学)・谷口 幹也(九州女子大学)・石川 勝彦(鳴門教育大学)・村上 太郎(常葉大学)
B5
生徒エージェンシー育成と自己調整学習のための学びの足場がけツールの開発
長谷川 元洋(金城学院大学)・平野 修(松阪市立三雲中学校)・阪口 彩菜(松阪市立天白小学校)・佐々木 めぐみ(秩父別町立秩父別小学校)・半田 美沙(秩父別町立秩父別小学校)・黒坂 俊介(岩見沢市立第二小学校)

B6
高校における知識・技術の総合的取得に向けた情報科教育カリキュラムの視点 ―2024年度の授業実践を通して―
大井 良知(大阪府立千里高等学校)

B7
高等学校公民科「政治経済」における防災教育の実践 ―防災ニモナルグッズの商品開発を通して―
大矢 彰子(愛知県立愛知商業高等学校)・深谷 和義(椙山女学園大学)

B8
中学校社会科における1人1台端末を活用した複線型授業での教師の発話の事例調査
三浦 裕太(東京学芸大学)・小川 晋(春日井市立高森台中学校)・井村 亜紀子(春日井市立高森台中学校)・水谷 年孝(春日井市教育委員会)・草本 明子(東京学芸大学)・高橋 純(東京学芸大学)
C5
小学校児童における紙の教科書とデジタル教科書の主観的な使いやすさの評価
大久保 紀一朗(京都教育大学)・佐藤 和紀(信州大学)・三井 一希(山梨大学)・中川 哲(社会構想大学院大学)

C6
生成AIに関わるメディア・リテラシー教育の指導状況を把握するための質問項目の検討
手塚 和佳奈(帝京大学可児小学校)・佐藤 和紀(信州大学)

C7
授業の準備や運営等をデジタル環境で行うことによる時間短縮の程度に関する調査
西本 壇(春日井市立知多中学校)・伊藤 真紀(信濃町立信濃小中学校)・杉本 啓馬(春日井市立藤山台小学校/信州大学)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)

C8
探究的な学習における生成AIの活用方法と課題の検討
登本 洋子(東京学芸大学)・齋藤 玲(東北大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)
D5
ジャーナリストによる政治に関する授業が大学生の主権者意識に及ぼす影響
後藤 心平(広島経済大学)・山田 哲敬(広島経済大学)・齋藤 玲(東北大学)

D6
演習科目における学生の挙手傾向の分類の提案
室林 奏人(電気通信大学)・吉野 貴浩(電気通信大学)・江木 啓訓(電気通信大学)

D7
ゴマプードルを使った大学祭での商品メニュー販売の産学連携PBL
酒井 浩二(京都光華女子大学)

D8
異分野横断型博士課程教育の有効性と学びの実態分析
梅田 香穂子(熊本大学)

●午後の部②    (14:50-16:30)
A10
海外研究大学の大学教員準備講座の運営状況:米国有力大学の大学教育センター視察
加藤 由香里(東京科学大学)・山下 幸彦(東京科学大学)

A11
中国人新人日本語教師の日本と中国における教育不安に関する研究
趙 暁晴(名古屋大学)・佐藤 弘毅(名古屋大学)

A12
生成AIによる日本語学習の新潮流:自動問題生成とリアルタイムフィードバック教育支援システムの構築
藤原 瑞卿(明治大学/小山学園専門学校東京テクニカルカレッジ)

A13
セルフスタディにおける授業者・クリティカルフレンド・学生の省察のモデル化
栫井 大輔(大谷大学)・増田 周平(京都成章高等学校)
B9
小学校における学校教材の選定及び採用に関するアンケート調査の分析
渡邉 光浩(南九州大学)・園田 文(教育同人社)・堀田 龍也(東京学芸大学)

B10
小学校音楽科の授業の現状を踏まえたICTを効果的に使って児童が学ぶための要件
仲西 佑香(鳴門教育大学)・藤村 裕一(鳴門教育大学)

B11
図形領域における思考過程の可視化を活用した振り返りと学習評価支援
清水 雅紀(東京学芸大学)・森本 康彦(東京学芸大学)・中村 勝一(福島大学)・宮寺 庸造(東京学芸大学)

B12
協調的ピアノ学修における学修成果測定モデルの妥当性検証
一戸 智之(柴田学園大学)

詳細URL https://www.jset.gr.jp/research/research-4966/
開催日時 2025年05月24日(土)10時00分~16時30分
主催 日本教育工学会
会場 京都外国語大学
京都府京都市右京区西院笠目町6
定員 なし
参加費 1,000円
お申し込み方法 Web
※お申し込みの詳細は、上記URLをご覧ください。
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