公開研究会 ○×△=□な教室空間を考える -令和の高校にふさわしい学びと場のデザイン-
2022 年度から本格運用が始まった新しい学習指導要領では、アクティブ・ラーニングの視点から授業改善が求められている。高等学校では「総合的な探究の時間」も始まり、生徒が実社会で主体的に行動できる力の育成が重視されている。教育施設小委員会では昨年度、東北大学青葉財団の委託研究助成を受け、「令和の学びに対応した高等学校の建築計画に関する実践的研究」を実施した。研究を通して、各学校が新しい教育実践を模索しており、高等学校の在り方そのものが大きく変わろうとしている現状を痛感した。こうした変化は、授業内容や学び方だけでなく、学びの場のデザインにも新たな視点を求めていると考える。 今回の公開研究会は、「教室空間も、従来の固定的な座席配置からの転換が求められているのではないか」という問いを立て、教育現場・設計事務所・研究者が一堂に会して、令和の時代にふさわしい教室空間のあり方をともに考える機会とするものである。
<プログラム(予定)>
講演
1.可変的な教室”L-pod"と多人数指導により、対話的・主体的な学びを実現する
村井 昂介(京都市立開建高等学校)
2.高校物理における個別型・協働型の学びの融合を目指した授業実践
土谷 啓介(追手門学院中・高等学校)
3.アクティブラーニングのための空間デザイン〜建築家が⾒る「学び」と「配置」の関係〜
谷口 直英((株) 佐藤総合計画)
4.集合と分散に対応した普通教室の家具計画
下倉 玲子(呉工業高等専門学校)
施設見学および休憩:全体を2グループに分け、開建高校の校舎の見学を行う。
ワークショップ:4人グループになり家具のミニチュアを動かしながら普通教室の家具計画を考える。
司 会:廣瀬 和徳((株)教育環境研究所)
| 詳細URL | https://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2025/20260131_j220.pdf |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年01月31日(土)13時00分~16時00分 |
| 主催 | 建築計画委員会 施設計画運営委員会 教育施設小委員会 |
| 会場 | 京都市立開建高等学校 京都府京都市南区唐橋大宮尻町22 |
| 定員 | 80名 |
| 参加費 | 会 員 1,800円、会員外 2,200円、学 生[会員]1,000円、学 生[会員外]1,100円 |
| お申し込み方法 | Web ※お申し込みの詳細は、上記URLをご覧ください。 |
「得するお知らせ」の最新記事













プレゼント



この記事をクリップ
クリップした記事
