現役教頭の研修報告(vol.3) 「全国理科教育大会」を取材する!
3週間もあると思った企業研修も、いつのまにか終盤にさしかかった。「学びの場.com」特派員としてのレポートもこれが最後である。 8月3日(水)から5日(金)にかけて、平成17年度全国理科教育大会(テーマ 科学的な自然観の育成を目指して-感じる・試す・考える-)が開催された。3日間合わせて、延べ600人を超える参加者があった。このうち、3日目の5日、東京大学駒場キャンパスでの研究発表および研究協議を取材することができた。 以下、大会の様子を報告する。
化学の研究発表の様子。資料をDVDで配布する人が多かった |
研究発表 | ||
研究協議前の意見提示の様子;第5分科会 |
研究協議
ロビー2か所でポスターセッションが行われ、ここでの簡易実験に人だかりしていた。指導案や資料の販売もしていた。意欲的だ。 理科教育用機器等 の展示 会場では、理科教育に関する資料や参考書、新しい実験用器具などの展示・体験が行われていた。 | ||
ポスターセッションでのやりとりの様子 |
大会宣言 最終日の一日のみであったが、全国理科教育大会の研究発表・研究協議に取材ができてよかった。高等学校の理科の先生方ばかりで、多くが専門的なテーマであったが、生徒を理科好きにしよう、理科の力をつけよう、そういった思いが強く伝わるうれしい大会であった。特に理科の先生の教材開発は興味深いものが多く楽しい。わからないながらも、各分科会の会場はどれもプレゼンを見ているだけで面白かった。また、学習方法は高校になっても同じなんだなあと感じた。東京大学の雰囲気を味わえたのもいい思い出となった。ありがとうございました。 (竹内 宣友) |
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