平和への祈りを込めたこどもサッカー大会(vol.1)
関東地方にひさしぶりに夏の太陽が戻った8月22日。都内西が丘サッカー場には朝から元気な子どもたちのすがたがありました。集まった子どもはイスラエルから11人、パレスチナから11人、そして日本から22人の総勢44人。鮮やかな緑の芝生にいろいろな言語が飛び交っています。
このイベントの正式名は「第一回イスラエル・パレスチナ・日本の子供達による親善サッカー大会2003」。両国の平和を願う日本の有志の方々による初めての試みで、運営もボランティアによる手作りでなされています。(主催:イスラエル・パレスチナ・日本の子どもたちによる親善サッカー大会2003実行委員会/実行委員長:小池大哲) |
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さぁ開会式。 特別ゲストは、"神様"ジーコ日本代表監督、"ミスターレッズ"福田正博氏、"国際A級審判員"岡田正義氏と超豪華!!スタンドで観戦するオトナのほうが興奮気味です。 ジーコさんの「国のことは偉い人たちにまかせて、日本を楽しんで。」という開会メッセージに、今の平和な日本の子どもたちは何かを感じ取ってもらえたかな。と思いつつ、混成チームによるゲームのスタートを見守ります。 「Piiiii!」 |
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面白かったのは、ハーフタイム。開会式では「今日は、楽しんで」と言っていたジーコさん。勝負師のハートに火が点いたのか、子どもたちに「ガンバッテ!」「まわり見て」「もっと声だして」(たぶんそう言ってる?)と指示を始めます。一方の福田さんも真剣モード。子どものひとりが「ジーコさんと握手してくる」と言い出すと、「まだ試合中!ジーコは敵だぞ。握手は試合が終わってからな」とたしなめます。
こんなシーンも目にしました。 2試合があっという間に終了し、さいごは皆で記念撮影。いっしょに汗を流したせいか、朝よりも皆の笑顔が自然に溶け合っているように感じます。
◆こぼれ話◆
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