2011.05.17
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New Education Expo 2011 開催直前スタッフインタビュー(vol.1) プロジェクトリーダー・宇多清二さん

今年16回目となるNew Education Expo 2011がいよいよ開催されます(東京6/2・3・4、大阪6/15・16)。そこで5/18から3週にわたり、同イベントを主催するNew Education Expo実行委員会のスタッフたちに今年のテーマや見所などについて、それぞれの立場から語っていただきます。第一弾は、プロジェクトリーダー・宇多清二さんです。

「基調講演、公開授業は必見です」宇多清二さん
New Education Expo実行委員会 事務局 プロジェクトリーダー 宇多清二
New Education Expo実行委員会
事務局・プロジェクトリーダー
宇多清二さん

学びの場.com(以下、学びの場) 宇多さんはプロジェクトリーダーということですが、New Education Expo(以下、NEE)ではどんなお仕事を担当されているのですか?

宇多清二(以下、宇多) 私がNEEの業務に携わるのは’99年から、今年で13回目になります。最初の頃は、企業展示ゾーンの一担当者でしたが、次第にイベント全体の統括マネジメントを行うようになり、現在に至ります。

NEEはセミナーと展示会の二つで構成されています。このため、「今年のトレンドは何か、何がキーワードになっているか」を見きわめ、それぞれどのようなコンセプトで行っていくかを決めたり、関係省庁や教育委員会からの後援を取りつけたり、また来場者への案内状を作るなど、いわば事務局業務の全般を担当しています。

New Education Expo実行委員会 事務局 プロジェクトリーダー 宇多清二

学びの場 まさに裏方業ですね。いろいろご苦労もあるのでは?

宇多 開催3~4か月前頃から準備を始めますが、省庁からの後援はなかなかハードルが高く、毎回苦労しています。また、何より大変なのは、東京会場と大阪会場合わせて80を越えるセミナーにご登壇いただく約200名の講師対応です。時間の無い中で色々と講師の先生方にお願いすることが多くいつも申し訳なく思っております。

学びの場 えっ、準備期間はたった3~4か月なのですか。それはかなり濃縮した期間になるのでは?

宇多 6月開催のためにはGWはここ数年、休んでいません(笑)。まあ、家族サービスはNEE終了後になりますね。昨年だけは日程が9月になったので、GW休暇をまともにとりましたが。10年ぶりくらいですか(笑)。

一昨年は新型インフルエンザの流行、今年は東北地方太平洋沖地震が起こり、開催自体どうすべきか、非常に悩まされました。今年は「このような時期だからこそ、教育界への貢献のためにやるべきだ」と、実施を決めました。

New Education Expo実行委員会 事務局 プロジェクトリーダー 宇多清二

学びの場 今年のNEEで注目すべきテーマは何でしょう?

宇多 大学教育のテーマで「就業力」。これは今、大変ホットなキーワードです。また、「防災教育と防災行政」、「省エネ・節電の取り組み~節電啓発・節電教育を通じて~」も、今一番関心の寄せられる所だと思います。

学びの場 それでは最後に、学びの場.com読者の皆さんにメッセージをお願いします。

宇多 開催期間の毎日、各教育テーマの基調となる講演を、第一人者を迎えて行っています。これは見逃せません。また、筑波大学附属小学校の2クラスと先生による公開授業があります。これも必見です。

その他にも教育界の最新テーマや実践事例を取り揃えたセミナーと展示を豊富に用意しています。恐らく、これだけ一堂に会した教育イベントは他にはないでしょう。皆様の興味のあるプログラムが必ずやあると思いますので、ぜひ会場に足をお運びいただき、ご参加いただければと思います。

取材・文:宝子山真紀


 

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