【エキスポ速報:第1日目】 基調講演に前文部大臣の遠山敦子氏が!
5月27、28、29日の3日間にわたって開催された、教育界最大のイベント「New Education Expo 2004 in TOKYO」。教育改革を大テーマに、教育の情報化、英語教育、理科教育、e-ラーニング、教育特区など、教育の旬な話題をとりそろえたセミナーから、いくつかをご紹介! 第1回目は田中雄一郎がリポートしました!
満席となった遠山敦子氏の基調講演会場 |
5月27日から29日までの3日間、東京・お台場のファッションタウンビルで開催された「NEW Education Expo2004 in 東京」。会場には多くの教育関連企業が出展し、最新の教材が一堂に展示されたほか、連日多くの講師を招いて、様々なテーマのセミナーが開催されました。そこで、初日に行われたセミナーの中から、以下の3氏によるものを紹介していきます。 | |
「英語が使える日本人の育成」をテーマに講演を行った山脇氏。文部科学省は、平成15年3月、「『英語が使える』日本人の育成のための行動計画」を策定したが、そこに示されているポイントに沿って、英語教育のあるべき方向について話を進めていった。 | ||
「変わる学校 変わる大学」をテーマに講演した遠山氏は、昨年9月までの2年5ヶ月にわたる大臣就任期間で、本筋の教育改革と呼ぶべき、21世紀型の改革を貫いていった。「教育改革というものは、成果がすぐに表れるものではなく、何年か後になって芽が出てくるもの。そのためには、未来に向けてビジョンを立てて進めていくことが、本筋の教育改革に当たる」と遠山氏は語る。 | ||
中学教師として長年にわたり教育現場を見てきた経験から「学校教育再生への道」について語る河上氏。その河上氏によると1985年頃から、子どもが変わり始めたという。クラスの中での集団生活に対応できず、学校でいやなことを体験することに耐えられない。さらには、些細な問題でも生きるか死ぬかまで追い込まれるような内面が傷付きやすい生徒が増えてきたという。 (田中雄一郎) |
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