夏休みもそろそろ終わりに近づいてきました。世間一般には教員は夏休みの間何もすることがないように思われていますが、授業は無くても、補習や林間学級、勉強合宿、2学期の授業準備と意外と忙しいです。そこで、普段は授業のことが中心なので、今回はお知らせもかねて部活動の話をします。
私は英語科の教員であるだけでなく、鉄道研究部の顧問もしています。研究部と名がついていますが、普段はNゲージと呼ばれる電車の模型を走らせて眺めたり、各自で撮った写真を持ち寄ったり、時刻表で仮想旅行計画を立てたりと文化部の中でもかなり異色な部活です。
昨年度からは、全国高等学校鉄道模型コンテストと呼ばれる全国大会に参加しています。このコンテストは、全国の高校生鉄道ファンが集い、鉄道模型をメインに据えた風景ジオラマの美しさやアイディアを競うものです。2012年は90校の高等学校が参加しました。今年の出場予定校数は100校を超え、初日より各校のモジュールをつなげて展示し、車両を走行させます。また、当日は企業クラブコンテストや小学生による鉄道絵画コンテストも同時開催されます。このコンテストに参加するために、7月の終わりから搬入日までほぼ毎日のように、モジュルーボードの製作をしてきました。今回の作品は、文化祭のテーマ「故郷」に合わせて、生徒たちがイメージする田舎の風景を作成しました。画像は発砲スチロールや新聞を使って作った山や、紙粘土で畑の畔を作っているときの様子です。最終的にどのような作品になったかは次回お見せします。時間がある方は、コンテストに足を運んでいただけると幸いです。
第5回「全国高等学校鉄道模型コンテスト」
日時 平成25年8月23日金曜日、24日土曜日 10:00~17:00
場所 東京ビッグサイト(東京国際展示場)西3ホール
(りんかい線「国際展示場駅」から徒歩7分・ゆりかもめ「国際展示場正門」駅から徒歩3分)
入場料 高校生以下無料
大人1000円(割引券適用後800円)
神戸 崇寛(こうべ たかひろ)
駿台学園高等学校 英語科教員
英語の文法に興味があり、大学院で研究してきました。2011年より現勤務校。日々英語を教えながら学び感じ取ったことをお伝えし、 皆さんと共有していきたいと思っています。
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