「理科の授業を通して」郡山市立大島小学校 教諭 小野 浩司
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6年生の理科の授業も担当しています。 先日、担任の先生から、ある女の子の宿題の日記を見せてもらいました。理科の授業について、ぼくや友だちとかかわりながら、どう感じ、どう考えていったかを大学ノート1ページにぎっしりと書かれていました。 「大地のつくりと変化」という単元は、大地のでき方、火山や地震の変化について学んでいく単元です。本校の周囲には切り通しなど実際に地層を見られる場所はないので、写真や映像、簡単な実験、それに理科室にある(本校の新校舎建設のときの)ボーリング試料、標本などを使って学習を進めていきました。 その中で、空き瓶に砂と水を入れ密封し振って、少し時間を置いておくと、砂の中に含まれている粒子の違いによって層ができるという実験をしました。水の働きの堆積作用による地層の生成をモデル化したものです。 そんな日のことを、その子は以下のように書いてくれました。 「この前やった実験は、まずビンに砂と水を入れて、よくシャッフルします。よくシャッフルしたらそのまま置いておきます。少し経つときれいに下から、細かい小さい石、砂、どろ、水とに分かれていきました。上の水は茶色くにごってしまうのですが、時間が経つと、とうめいになっていくと先生は言っていました。この水やどろ、砂、石の中に植物や生き物が入ると化石になります。つまり、この実験は化石のできる実験のミニミニバージョンです。時間が経つとにごった水もきれいになることを知りました。「すごい」と思いました。教科書を読んだり、本を読んだりしても、化石ってどうしてできるか、あまりぴんときませんでした。でも、この実験をしたら、化石がどうしてできるのか、少しわかった感じがしました。 今回の震災を契機に、遠くのこと、難しいこと、自分と関係のないことについての学習でなく、興味を持って、自分のこと(既習の知識も含めて)に引き付けて学びとっていてくれることを感じた一コマでした。 そしてこの単元の最後には、興味をもつことの大切さ、自分と関連を見つけて考えていくことの大切さを改めて話し締めくくりました。 平成23年11月23日 |
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