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バターは牛乳から脂肪分を取り出して、練り上げ固めた食品です。今回は生クリームと牛乳を使ってバターを作ります。牛乳から多様な乳製品が生まれることや、牛乳加工品の保存食としての価値にも気づかせる1時間の授業です。
牛乳からバター作り―― 用意するもの
牛乳からバターを作るためには、次のものを用意します。
| 【用意するもの(一人分)】 |
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牛乳(成分無調整の牛乳)100ミリリットル |
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生クリーム(動物性のもの)100ミリリットル |
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塩 適量(出来上がり後、好みで入れます) |
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500ミリリットルのペットボトル1本 |
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ハサミかカッターナイフ(バターを取り出す時に、ペットボトルを切るために使います) |
 用意するもの
ペットボトルはよくすすいで、乾かしておきます。牛乳と生クリームは、あらかじめ冷蔵庫に入れて直前まで冷やしておきます。 なお、牛乳と生クリームの分量は1:1です。ペットボトルにあまりたくさん入れ過ぎると混ぜにくくなり、時間がかかってしまいますので注意してください。
牛乳からできるものは何?
牛乳パックを子どもたちに見せながら 「牛乳から作られる食べ物にはどんなものがあるかな」 と聞きます。すると、 「チーズ」、「バター」、「ヨーグルト」などの意見が出ます。
「生クリームや練乳も牛乳から作られます。今からバターを作りましょう。バターは牛乳の中の脂肪を集めて作ります。牛乳をひたすら振り混ぜて成分を分離し、脂肪分を固めるとバターになります」 と説明してから、いよいよバター作りを始めます。
ひたすら振る!―― バター作りの手順
 ペットボトルに材料を入れる  ふたをしめ、勢いよく上下に振る  脂肪分が固まってきた
次のような手順で作ります。
(1) ペットボトルに量った牛乳と生クリームを入れます。
(2) ペットボトルのふたをしっかりとしめて、勢いよく上下に振ります。牛乳と生クリームが混ざって、ホイップ状になっていきます。
(3) さらに振り続けると急に手の感触が変わるときがあります。固まりができはじめた合図です。
(4) 固まりが確認できたら、振りを弱めてください。そのまま強く振り続けると、せっかく固まりかけたバターが分離してしまい、ドロドロのヨーグルト状に戻ってしまいます。その場合は、氷水などに浸けて冷やしてから、もう一度ゆっくり振ってください。
(5) バターがひとつにまとまったら、ペットボトルをカットし取り出します。
出来上がったバターがやわらかすぎるようでしたら、一度氷水などにペットボトルごと浸けて冷やしてください。
おいしい!―― 作ったバターを試食
まずは出来上がったバターだけを食べてみましょう。好みに応じて塩を加えます。子どもたちに食塩が入っているか、いないかで、有塩(加塩)バターと無塩バターがあることも説明します。今回作ったのは無塩バターです。
 作りたてのバターはおいしい!
次にクラッカーにぬって食べてみます。 「牛乳は栄養が豊かで健康にとてもいい反面、あたたかい場所に置いておくと、腐りやすかったりします。そこで昔からさまざまに加工して、保存や貯蔵をしてきたのです」 と説明します。
バター作りは体力が必要です。でも子どもたちは喜んで“ふりふり”していました。作りたてのバターの香りはとてもすばらしく、舌の上でとろりと溶け、まるでアイスクリームのようです。ただ日持ちがしないので早めに食べきってください。
文:藤本勇二 イラスト:あべゆきえ、みうらし〜まる〈黒板〉 |
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